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中小企業向けの8ベイタワーQNAP NAS「TS-832PX」、フォースメディアから
2020/11/13 14:04
TS-832PXは、2018年7月にリリースしたTS-832Xの後継となるモデルで、Annapurna Labsのクアッドコアプロセッサー、4GBメモリ(最大16GB)、10GbEと2.5GbE各2ポートを搭載し、中小企業のファイルサーバーやバックアップストレージとしての利用に適している。PCIe拡張スロットを備え、SSDキャッシュのためのM.2 SSD追加やLANポートの増設が可能となっている。
QNAPの10GbE/マルチギガ対応マネージド/アンマネージドスイッチやネットワークアダプターと組み合わせることで、導入・運用コストを抑えながら高速ネットワークストレージ環境を構築できる。
主な特徴としては、Annapurna Labs Alpine AL-324クアッドコアプロセッサー、DDR4 SODIMM 4GB(最大16GB)、2ポート10GbE SFP+、2ポート2.5GbE(2.5G/1G/100M)RJ-45を搭載し、中堅・中小企業ユーザーが快適に使える性能と豊富なアプリケーション機能を提供する。
PCIe Gen.2×2拡張スロットを備え、M.2 SSD搭載のためのQM2カード、10G/5G/2.5GbEネットワークカード、USB 3.2 Gen.2(10GbE)カードなどを搭載可能。また、QM2カードでM.2 SSDを増設することで、SSDキャッシュやQtier自動階層化機能によりアクセス性能を大幅に向上することができる。
スナップショット機能により、ファイルを誤って削除または上書きした場合でも容易に復元できる。ランサムウェアに感染した場合でも、スナップショットから感染前のファイルを復元できる。
バックアップ、復旧、同期機能を一つのアプリケーションに統合したHBS 3(Hybrid Backup Sync)により、リモートNAS、USBストレージ、クラウドストレージへのバックアップ、復元、双方向同期を簡単に行うことができる。また、myQNAPcloudサービスにより、インターネット経由でNAS内のファイルに簡単にアクセス、管理、共有できる。
価格は、単体モデルがオープン、HDD搭載モデルが26万4000から(1TB×8)。
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