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過酷な環境に適した堅牢タブレットの新モデル、ロジテックINAソリューションズから

2020/11/10 16:14

 ロジテックINAソリューションズは、過酷な環境に適した堅牢性と薄型・軽量を両立したタブレット端末「ZEROSHOCKタブレット Pro」として「LZ-WB10H/W1」を11月上旬に発売する。

LZ-WB10H/W1

 LZ-WB10H/W1は、10.1インチのタッチパネルを搭載した堅牢タブレット端末で、耐衝撃性能、防塵防滴性能、マイナス10℃から50℃までの幅広い動作温度を維持しつつ、顧客から多くの要望があった仕様を盛り込んだ。また、長期供給モデルとして発売から3年間の供給を予定しており、同一モデルを継続購入したい製造業や検品、在庫管理用途としての物流業、点検などのメンテナンス業まで幅広く利用できる。

 主な特徴は、米国国防総省基準に準拠したテストをクリアした耐衝撃・耐落下・耐振動性能の高い耐久性により、屋外などの過酷な現場での運用が可能。IP65に準拠した防塵・防滴設計で、屋外はもとより、粉塵の多い工場や食品工場などの水濡れが懸念される現場でも活用できる。

 耐熱・耐寒性能に優れているため、寒冷地や炎天下の保守や冷蔵倉庫内の業務でも活用できる。使用環境に合わせて操作モードを切り替えることができ、建設・物流などの現場でも、手袋をはずすことなく、また濡れた手でもタッチ操作が可能となっている。

 ダブルバッテリの搭載で、本体の電源を落とさずにホットスワップでバッテリ交換が可能。バッテリ残量を表示可能なLEDランプを搭載しているため、本体が電源オフの場合やバッテリ単体でもLEDの状態でバッテリ残量を確認することができる。また、バッテリレス運用にも対応しており、本体からバッテリを取り外してACアダプター常時接続での固定利用が可能となっている。

 本体の拡張コネクタを付け替えることにより、本体にRJ45コネクタまたはRS232Cコネクタを増設することが可能。さらに、QZSS(みちびき)にも対応しているため、より精度の高い位置情報を取得することができる。

 最長12時間の連続稼働が可能で、業務の途中で充電することなく使用できる。また、専用システム向けのエンベデッドOS「Windows 10 IoT Enterprise LTSC」を搭載しているため、Windows 10の機能アップデートによる業務遅延を起こすこともない。

 なお、同製品は、顧客の用途にあわせて長野県伊那市の自社工場でのキッティングが可能。また標準の1年保証に加え、最長5年まで保守対応可能なセンドバック延長保守、デリバリー保守メニューを用意しており、長期運用にも安心して使用できる。

 価格はオープン。
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外部リンク

ロジテックINAソリューションズ=https://www.logitec.co.jp/inas/