これらの施策を支援するためグーグルは、コンピューティングリソースやITツールを東京大学に提供していく考え。東京大学の研究チームが主導する「G Suite for Education」と「Chromebook」を活用した学校教育現場向け教員支援ツールの開発をグーグルも支援することで、より子どもたちに寄り添った教育の実現を目指す。
その他、両者では起業家精神とスタートアップエコシステムの醸成にも取り組んでいく。グーグルが持つスタートアップコミュニティー「Google for Startups」のメンターシッププログラムなどを通じて交流会の機会を提供していくほか、10月中には東京大学卒業生向け起業支援プログラム「東京大学 FoundX」と協力し無料の集中講座を開催する。(銭 君毅)