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OBC、「固定資産奉行クラウド」をリニューアル
2020/10/28 15:41
OBCでは、あらゆる固定資産情報の一元管理、償却費・簿価などの自動計算・資産台帳や申告書作成など、固定資産管理業務を効率化する幅広い機能性でシステムを提供している。今回、顧客からの要望が多いリース資産管理機能を新たに搭載し、固定資産奉行クラウドをリニューアルした。
これにより固定資産からリース資産まで、企業の資産管理の対応範囲を網羅し、クラウドサービスならではのスピード感で、制度改正の即時対応と実務上の要望・強化に迅速に対応できる固定資産管理システムを実現した。
主な特徴として、様々な固定資産情報の管理に対応し、現物管理に必要な所在や費目・購入先・画像や、償却額・簿価まで詳細に管理できる。また、多様なリース契約情報や物件情報、再リース・契約終了などの管理も行え、企業に必要な固定資産・リース資産管理をクラウドで一元化できる。さらに、資産台帳や申告書作成、減損会計や部門別の償却費配賦など複雑な会計処理も網羅でき、「勘定奉行クラウド」と一緒に使うことで仕訳データも自動作成できる。
定期的に行われる制度改正にも、プログラムが自動更新されるため、常に正しい償却率や計算方法で管理でき、制度改正のシステム対応やアップデート作業は不要。また、制度改正対応にとどまらず、資産の取得から移動・分割・遊休・除却までのライフサイクルを、実務に即して詳細に管理できる。取得時に設定する償却方法は、三年一括償却や消耗品など含め実務に必要な13種類を網羅している。さらに、除却/売却時の償却額の計上も、中間決算の期末や除却月の前月末といった必要な方法を選択できるなど、固定資産管理の実務に沿ったきめ細やかな対応を可能にした。
税理士などの専門家と固定資産の情報をリアルタイムに共有でき、同じ画面を見ながら税務判断などのアドバイスを早く受けられる。資産の登録や移動など拠点からのエントリー運用も容易に行え、入力やチェック業務、無駄な待ち時間を減らすことができる。
OBCでは、今後も固定資産管理の業務領域で、実務に即した細やかな業務対応と網羅性をもち、企業レベルに合わせて導入でき変化にも強い固定資産奉行クラウドを成長させ、顧客の業務環境を支援していく考え。
税別価格は、「固定資産奉行クラウド iAシステム」が1ライセンス16万円から、初期費用は5万円から。
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