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CCW、「ブドウ減農薬栽培支援サービス」を山梨県のワイナリーで提供
2020/09/03 17:45
ブドウ減農薬栽培支援サービスは、DX技術でブドウ栽培での圃場の環境データの変化を24時間モニタリングすることで、適切な時機での農薬散布をコンサルティングするもの。結果的に、防除暦に基づく標準的な農薬散布と比べて2分の1から3分の1の回数に減らすことも可能となる(同社実績ベース)。これにより、農薬コストの低減に加え、散布作業の効率化、健康被害の抑制につなげることができ、品質の高いブドウ栽培を支援する。
また、同サービスでは、圃場環境データに基づく科学的アプローチを採用することにより、生産者の勘と経験を補う形で必要な時に農薬散布のタイミングを通知することで、新たに得られる健康を付加価値に変えていく。同社では、このサービスを通じて、生産者と消費者の健康を結んでいく考え。
なお、同サービスは、企画・開発、コンサルティングをCCWが行い、販売、顧客サポートについてはYUIホールディングスが行う。
サービス価格は、圃場環境モニタリングの初期設定費用(センサー設置、各種設など)が個別見積もり、サービス費用(圃場モニタリングサービス)が月額2万円から。減農薬コンサルティングが、前年度環境データありの場合60万円から、前年度環境データなしの場合30万円から。同社では、販売開始後、3年間でワイナリーを中心に50顧客の獲得を目指す。
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