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ネットワールド、大崎コンピュータエンヂニアリングがVeeamを導入
2020/08/05 16:28
大崎コンピュータエンヂニアリングは、全社仮想化基盤向けのバックアップに使用していた「VMware vSphere Data Protection(VDP)」の提供が終了することから、バックアップシステム再構築プロジェクトに着手。長年使用している圧縮・重複排除バックアップストレージ「Dell EMC PowerProtect DD」との連携が可能であることなどから、Veeamの導入を決定した。PowerProtect DDの圧縮・重複排除機能により、保存データは実データの約1/6程度に容量を削減している。
仮想化基盤上では、約50台のサーバーと約80台分の仮想デスクトップが稼働しているため、バックアップ/プロキシサーバーを別々の環境に分離し、プロキシサーバーを2台用意して負荷分散を図ることで安定性を確保している。
また、基幹業務システムやワークフローシステムを収容している物理サーバーのバックアップも、新しいVeeamへ移行した。仮想/物理/ファイルサーバーのバックアップをすべて統合し、使いやすい同一のインターフェースで操作可能になったことで、その利便性が高く評価されている。
Veeamの機能説明、操作の習得には、ネットワールドが提供するハンズオンセミナーなどを活用しており、今後、顧客企業への提案に際しても、ネットワールドによる支援が期待されている。
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