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AI活用の仕訳・残高チェックシステム「MJS AI 監査支援」、7月13日に提供開始
2020/07/07 14:21
MJS AI 監査支援は、日次、月次、年次の財務会計処理の業務で、担当者が入力した仕訳の処理ミスや処理漏れなどを自動でチェックするシステム。チェック結果は、確認が必要と思われる科目や金額が一目でわかるようレポートとして表示する。チェックするポイントは、前年同月などと比較しての著しい金額の増減、マイナス残高、仕訳の重複など。
また、チェックルールは、税法などを踏まえたうえで、誤りが発生しやすいポイントを考慮しあらかじめ設定された「システム標準ルール」と、ユーザーが設定する「オリジナルルール」の2つを任意に組み合わせてチェックすることが可能。さらに、AI機能により、学習データとチェック対象の仕訳データを比較し、確認が必要と思われる仕訳に対して修正提案を行う。
これにより、仕訳の科目や金額に誤りや異常値がないか、会計基準・税法に沿った正しい処理がされているかなどをチェックするのにかかっていた時間の短縮や業務の効率化、さらには月次・年次決算の早期化にもつながり、働き方改革の推進や人手不足といった課題解決を支援する。また、決められたチェックポイントとチェックルールに基づき監査が行われるため、チェックレベルが標準化され、経理知識のばらつきや担当者変更時の引き継ぎ漏れなどのリスクを軽減するとともに、正確性を向上することができる。
MJSは、これまでに各種ERPシステムやクラウドサービスと、金融機関やクレジットカードなどの取引情報データを連携し自動で取り込む機能のほか、領収書のOCR読み取り機能による自動仕訳作成など、会計データの「入力業務の自動化」を支援するサービスを提供してきた。新型コロナウイルスにより、テレワークや業務の簡素化・自動化が進むなかで入力だけでなく、今回のMJS AI 監査支援を組み合わせることで、「入力内容のチェックの自動化」が可能となる。
税別価格は、買い取りプランが6万7000円、サブスクリプションプランが月額2000円。
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