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楽天モバイル、英グラスゴー大学とエッジコンピューティングで共同研究
2020/07/07 10:19
楽天モバイルは今後3年半にわたり、同大学コンピューティングサイエンススクールの博士研究補助員と博士課程学生に資金援助などを行い、エッジコンピューティングの通信を最適化し、安全性を担保するためのモニタリング方式や、トランスポート層プロトコルに関する共同研究を行う。
この共同研究は、グラスゴー大学上級講師のDr.Colin Perkins(コリン・パーキンズ)とDr.Jeremy Singer(ジェレミー・シンガー)が指揮する。第5世代移動通信システム(5G)のネットワークなどに利用される大規模なエッジコンピューティングのインフラと、それを利用するサービスの運用を簡素化するための次世代の管理ツールの試作を目指す。共同研究の成果は、楽天モバイルが提供するネットワークの安全性の向上や低遅延化にも活用する予定。
楽天モバイルでは、この共同研究を通じ、5Gネットワークで重要な要素となるエッジコンピューティングによりトラフィックの低遅延処理を実現する新たなアプローチを検討し、安心で高品質なネットワークを将来にわたり提供できる仕組みを構築していく考え。
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