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情シスのテレワークを支援するIT管理ツールを無償で、ゾーホージャパンが提供

2020/05/18 14:55

 ゾーホージャパン(マニカンダン・タンガラジ代表取締役)は、新型コロナウイルス感染拡大防止策として企業で需要が高まっている情シス部門によるテレワーク業務支援に有効なITサービスマネジメントツール「ManageEngine ServiceDesk Plus Cloud」、特権ID管理ツール「ManageEngine Password Manager Pro」、Active Directoryアカウント管理セルフサービスツール「ManageEngine ADSelfService Plus」の3製品について、5月18日から10月31日まで利用可能な無償ライセンスを提供する。

ServiceDesk Plus Cloud

 テレワーク業務開始後、社内ITサポート業務は電話や対面で対応しづらくなる。SeviceDesk Plus Cloudでは、チャットやウェブフォーム、メールによるITサポートサービスの提供が可能なため、社内対応と同レベルのサポートを提供できる。問い合わせを自動でチケット変換して対応状況を可視化し、また、社員のPCインベントリ管理により在宅勤務社員のPCリモート操作も可能となるため、ストレスフリーなリモートヘルプデスク業務を実現する。また、パブリッククラウドのサービスのため、社内LANのアクセスを必要とすることなく、VPN環境などに負荷をかけずに利用できる。

 テレワーク業務の開始後は、サーバーやネットワーク機器などの管理者アクセスを自宅から行う必要が生じる。Password Manager Proでは、管理者権限によるアクセスを、いつ、誰が、どのような操作で行ったのか確実に証跡を残すことができ、重要サーバー/システムへのオンサイト対応を回避できる。また、重要度の高い管理者アクセスの際に2人以上での立ち合い作業を行うケースがあるが、2人が異なる場所からそれぞれ操作中の画面を確認し、チャットを利用しながらバーチャルに立ち合い作業を行うことが可能。その他にも、管理者権限アクセスの際にID、パスワードに加えて、電子証明書やGoogle認証システムなどの多要素認証を追加することもできる。なお、主要なクラウドサービス(Microsoft Azure、G Suite、AWSなど)にも対応している。

 情報システム部門のスタッフがテレワークへの急激な移行で慌ただしい日々を送っているなか、Active Directoryのアカウントのロック、パスワード有効期限切れなどでシステムにログインできないなど、社員のうっかりミスによるITサポート業務は後を絶たない。ADSelfService Plusは、情報システム部門をこうした非生産的ITサポート業務から一切解放し、本来集中すべき業務に専念できる環境を提供するウェブベースのツール。アカウントパスワード期限切れの際に社員へ期限切れ通知も可能で、パスワード期限切れの前日、3日前、1週間前に通知を送信するなど段階的なカスタムアラート通知も設定できる。

 無償ライセンスの受付期間は5月18日から9月30日まで。対象契約者は、法人・文教。無償ライセンス対象製品未導入の新規契約企業・団体のみ。なお、対象製品と同等製品を有償契約している企業・団体は対象外となる。
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外部リンク

ゾーホージャパン=http://www.zoho.co.jp/

「ManageEngine」=https://www.manageengine.jp/