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みなとみらいで多言語ロボットの実証実験、NTT東日本とNTTテクノクロスが実施
2020/04/01 18:37
NTT東日本では、クラウド型ロボットプラットフォームサービス「ロボコネクト」を16年9月から提供しており、コミュニケーションロボットの業務活用範囲の拡大、とくに多言語(日本語、英語、中国語、韓国語)による音声発話・認識機能の向上を図ることで、訪日外国人対応に課題をもつ顧客へのソリューション提供を目指している。
NTTテクノクロスは、NTT東日本が提供するロボコネクトのパートナー企業として、コミュニケーションロボット「Sota」を活用し、多言語による各種案内サービスを簡単に構築できるアプリケーション「AMARYLLIS」を18年11月から提供しており、省人化・自動化によるコスト削減、インバウンドなどの外国語での案内業務など、年々高まるニーズに応えている。
こうした背景を踏まえ今回、両社が連携し、横浜高速鉄道の協力のもと、同社が運行するみなとみらい線みなとみらい駅で、同エリアへの来訪者に対し、多言語での観光・施設などの案内による満足度向上を図るとともに、駅利用者へのスムーズで効率的な情報提供の実現に向けた実証実験を行う。
実証実験では、横浜美術館やランドマークタワー、国際会議場と展示ホールをもつパシフィコ横浜、クイーンズスクエアなど、文化施設や商業施設が立ち並ぶみなとみらい21中央地区の中心に位置する、みなとみらい線みなとみらい駅の改札口付近に、コミュニケーションロボットSotaを設置し、みなとみらいエリアの観光案内をはじめ、みなとみらい駅から目的地までの路線ルートや駅施設の案内などを行う。実施期間は、3月31日から5月中旬までの予定。
今後の展開としては、今回の実施期間での利用者の問いかけ内容や利用履歴を分析し、また関係者との意見交換を通じてNTT東日本が提供する「観光・施設案内ソリューション」の改善を図るとともに、駅スタッフの効率的な配置などの検討につなげていく考え。
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外部リンク
NTT東日本神奈川事業部=https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/