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ifLinkオープンコミュニティが設立、東芝とTDSLが記念イベントに参加
2020/03/31 16:52
ifLinkオープンコミュニティは、東芝とTDSLが発起人となって設立した一般社団法人。「誰もがカンタンにIoTをつかえる世界」と「参加企業のビジネスチャンスが広がる世界」の実現をビジョンに、業界の垣根を超えて、100社以上のさまざまな企業・団体が賛同している。ifLinkは、TDSLが開発したユーザーが自分で機器やウェブサービスを連携できるIoTプラットフォーム。スマートフォンのアプリで「ドアが開いたら(IF)、ライトが光る(THEN)」のような設定をするだけで連携ができる。
今回の設立記念イベントでは、会員をオンラインでつなぎ、共創活動テーマの紹介、活動メンバー募集の呼びかけや、学生が考えたアイディアをifLinkによってその場で実現する実演デモなどが披露された。また、今後はグローバル展開を加速し、コミュニティの規模をさらに拡大することで、新しいユーザー体験が次々に生まれるオープンなエコシステムを目指すこと、その実現のために、今年の夏頃までに具体的なユースケースや業界・メーカーを超えてリンクできるデバイスやウェブサービスを増やすことなどのゴールを共有した。
なお、4月以降は、インターネットを活用して会員の商品や技術、共創活動テーマなどを共有する活動、異視点・多視点で便利なユースケースのアイデアを発想するワークショップ、ifLinkにつながる機器やウェブサービスの開発促進を行う開発コミュニティ、会員が発表した共創活動テーマを起点に会員同士が共創しながらアイデアを迅速に検証するオープンマーケティングプログラムなどを進め、夏頃に成果発表会を行う予定。
東芝とTDSLは、同コミュニティに積極的に参画し、会員とともに、ユーザーファーストのIoTサービスを迅速に共創していく考え。
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東芝デジタルソリューションズ=http://www.toshiba-sol.co.jp/