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ユミルリンク 自動メールマーケティング 標準搭載へシナリオ配信でユーザーの負担を軽減
2020/03/13 09:00
週刊BCN 2020年03月09日vol.1816掲載
今回新たに追加したシナリオ配信機能は、受信者の行動(開封、クリック、コンバージョンなど)や属性(居住地、年代、興味・関心)によってメールの配信内容と配信先を自動的に振り分ける機能。これまで、受信者の行動を分析し、それに合わせて配信設定をしなくてはいけなかったフローが、あらかじめシナリオを設定しておくことで自動化できるようになる。マーケティング本部の五十嵐崇之氏は、「これまでの作業量が、ユーザーによっては1/3になることもある。運用担当の負担を大きく減らせる」と語る。また、Cuenote FCでは標準でHTMLエディタを搭載しているため、合わせて活用することで詳細な行動分析に応じたメールマーケティングが可能になるという。
シナリオ配信機能は一般的なマーケティングオートメーション(MA)ツールに標準的に備わっていることが多い。しかし、五十嵐氏は「非常に事細かにシナリオを設定されている場合はMAが必要になるが、ユーザーによってはメール配信機能だけを切り取っているケースもある。MAツールは安価とはいいがたいため、メール配信サービスで巻き取れるところは多い」と強調する。(銭 君毅)
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