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新型コロナウイルスをPCR法より短時間で検出するシステム開発へ、キヤノンメディカルシステムズ
2020/02/27 12:59
開発する新型コロナウイルスRNA検出試薬は、栄研化学が開発したLAMP法を原理とし、キヤノンメディカルシステムズが提供する小型等温増幅蛍光検出装置で検出する。従来法(リアルタイムPCR法)に比べて簡便かつ短時間で検出できることが特徴で、現場近くでの検査により適しているという。
キヤノンメディカルシステムズは「東京五輪・パラリンピックの開催を控え、国を挙げての新型コロナウイルス感染症対策が進められる中、遺伝子検査システムの研究成果の速やかな実用化により、社会の安心・安全に貢献することを目指す」としている。
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