ニュース
建設現場自動化など目指しエアロセンスと住友商事がドローンで資本業務提携
2020/02/12 15:54
エアロセンスは、「空から社会を支える」をビジョンに掲げ、ドローンとAI技術を取り入れた自動化システムの開発を手掛けている。建設分野で活用が進んでいるドローン測量では、自律飛行ドローンによる計測からクラウドコンピューターによるデータ解析までのワンストップサービスを「AEROBO測量2.0」として提供している。また、点検、輸送、空撮分野でのソリューション開発も手掛けている。
エアロセンスと住友商事は、今回の提携を通じて、顧客とともに人間とロボットの新たな働き方を切り開き、建設業界の課題解決を目指す。具体的には、エアロセンスのドローンやAI画像解析の技術力と住友商事の建設市場での営業力を活用し、非GPS環境下のドローン技術による建設現場での作業の自動化や、屋内点検作業の自動化を図るサービスのビジネスモデル構築を共同で手掛けていく。
エアロセンスでは、「ドローンの技術を社会に役立てたい」という思いで、ドローンハードウェアから自律制御・測位技術、クラウドデータ解析まで一体となって開発することで、真に使いやすいソリューションを提供していく。
住友商事グループでは、建機のレンタル事業や販売・サービス事業をグローバルに展開しており、世界各地で顧客満足度の高い“No.1 One Stop Solution Provider”になることを目指している。日本国内では太陽建機レンタルを通じて、建機レンタル事業を手掛けており、建機業界での課題解決に取り組むことで、社会インフラ整備や経済の発展を支援していく考え。
- 1