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エプソンがプリントのサブスクサービス、月7ユーロから欧州で
2020/01/31 11:00
欧州では、大容量インクタンク搭載インクジェットプリンタを対象に、顧客がプリンタ本体を購入・所有することなく、自身の印刷ニーズにあった最適なプランを選択できるサービスを提供する。初期導入コストを低減し、月の印刷量に応じて6種類の料金プランを用意。最も低額なプランはモノクロ印刷300枚までが月額約7ユーロ(約840円)、また最大の無制限カラー印刷プランでも約15ユーロ(約1800円)とし、さらに顧客の変化するニーズに合わせて月ごとにプランを変更できる。
インク残量が少なくなるとインクボトルが自動配送され、インク切れを心配せずにプリントできるようになる。また、契約期間中は、プリンタの故障に対する保証も付いており、顧客が安心して快適にプリントできる環境を提供していく。
こうしたサブスクリプションによる顧客へのサービスによって、欧州市場の多様化するニーズを捉え、数年後には対象機種の3割程度の売り上げを見込んでいる。
インクカートリッジモデルについても、本体を購入した顧客に対して、インクカートリッジを自動配送するサブスクリプション型サービスを開始する。同サービスでは、月の印刷量に応じた3種類の料金プランを用意し、最も低額なプランは月額約2ユーロ(約240円)となる。
エプソンでは、独自のインクジェット技術とさまざまなサービスにより、顧客の印刷ニーズに合わせて気兼ねなく利用できる環境を提供していく方針。
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