ニュース
日本HPEがGen10サーバー進化版、設計一新で適用範囲を拡大
2020/01/17 18:08

新モデルは、HPE ProLiant Generation 10(Gen10)の進化版として初めて発表するサーバー。第2世代AMD EPYC 7002プロセッサーの最上位モデル(最大3.4GHz、64コア)の搭載を可能にしたほか、9%高速化した3200 MT/sメモリ、PCIe 4.0サポートによるI/Oの高速化など総合的なパフォーマンスの向上を実現している。
HPE ProLiant DL325 Gen10 Plusは、従来の1Uラックサーバーの設計を一新。ストレージ搭載容量を従来モデルの2.4倍(最大24 SSDドライブ、367.2TB)に強化し、同等サイズの製品のなかで群を抜いたストレージ拡張性を提供する。2UラックサーバーのHPE ProLiant DL385 Gen10 Plusでの、この性能が最大限に発揮されるよう設計を一新した。

また、新モデルは、ハイブリッドIT環境のデータセンターで運用される「仮想化環境」「HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)」「ビッグデータ分析」「ソフトウェア定義ストレージ(SDS)」「テレコム/NFV(Network Functions Virtualization)」の5つのワークロードを意識して開発。マルチコアプロセッサーに加え、メモリの高速化、ストレージ容量の強化により、プラットフォームの適用範囲を拡大した。
税別価格は、HPE ProLiant DL325 Gen10 Plusが57万6000円から、HPE ProLiant DL385 Gen10 Plusが69万円から。
- 1
関連記事
日本HPE、5Gの超大容量データをリアルタイム処理する高性能エッジサーバー
日本HPE、AWS、Azureで実行できる従量課金制クラウドストレージサービス
日本HPE、吉田社長が退任、暫定社長にジャスティン・ホタード氏が就任