ニュース
シャープの子会社AIoTクラウド、ビジネスコミュニケーションサービスを提供
2019/11/29 16:00
LINC Bizは、ビジネスチャット機能に加え、資料共有や音声/ビデオ会議機能を備えたビジネスコミュニケーションツール。ビジネスチャット機能では、テキストでのメッセージのやりとりに加え、資料、画像、動画などの各種情報をドラッグ&ドロップの簡単操作で手軽に共有できる。
ITツール導入へのハードルが高く、業務コミュニケーションに課題を感じている中小企業やスタートアップ企業の開発部門などをメインターゲットとしており、小グループでのコミュニケーション手段として活用できる無料プランを用意した。また、2020年1月中旬以降には、別途有料プランを提供する予定だ。
ビジネスチャットから、ワンクリックで音声/ビデオ会議に移行できる。ビジネスチャットを通じ会議の案内メッセージを参加者に発信、参加者は受信した会議案内をクリックするだけで、音声/ビデオ会議を開始することができる。
また、ビジネスチャット上で共有している資料を、音声/ビデオ会議上でも共有できる。ホワイトボード機能を備え、会議の参加者はペン機能やテキスト入力機能を使い、各自の端末からメモやアイデアを自由に書き込める。会議終了後には、参加者が追記した資料を再びビジネスチャット上でメンバーに共有できる。
このほか、ゲスト招待機能を備える。サービスを導入していない取引先や協力企業などとの打ち合せでも、一時的に音声/ビデオ会議を利用することができる。打ち合せ相手が遠方にいたり、複数拠点に分かれていたりしても、導入企業から通知されたURLにアクセスするだけで、Webブラウザーから音声/ビデオ会議への参加が可能。資料の共有や書き込みなど、通常サービスと同様に利用できる。
ビジネスチャット機能や各企業内のITシステム、外部のクラウドサービスと連携させることで、個別の業務に合わせて機能を拡張できる。例えば、チャットによるやり取りで複数の現場と情報共有を短時間で行うことができ、共有漏れや伝達ミスを防ぐことができる。位置情報管理システムやスケジューラーと連携すれば、現場スタッフの見える化を実現し、最適な現場作業のスケジューリングが可能となる。
- 1
関連記事
鈴与シンワートのビジネスチャット「TAGS」、朝日ビルディングが全社導入
需要はここからが本番!遠隔会議システム 広がり続ける裾野に商機あり
レコモット、Microsoft Teamsと連携、スマホを使ったテレワークを実現
サイバーソリューションズ、CYBERCHATにオリジナルスタンプ機能など追加
人員倍増で事業規模拡大 パートナーと協力し日本のサービスを輸出――ZVC JAPAN