ニュース

工場の「チョコ停」を削減するIoT監視システム

2019/11/09 09:00

 西菱電機(大阪府大阪市、西井希伊社長)は、IoTを活用した生産設備の稼働記録システムの提供を11月6日から開始した。IoTセンサーとカメラを生産設備に設置し、生産設備の稼働状況に関するセンサーデータをクラウドに送り、分析することでチョコ停(生産設備の短時間の停止状態)を低減する。


 機械の稼働状況に関するセンサーデータや、生産現場を撮影した動画をクラウドに保存することで、いつでもどこでもデータを確認することができる。また、データを蓄積し、生産設備の停止や故障時の傾向を分析することで、故障予測に役立て、稼働率低下を防止する。
 
システム構成イメージ

 現場改善のためのソリューションプラットフォーム「Seiryo Business Platform」を用意するほか、IoT機器セットや、日報アプリ「Check-in」、IP無線アプリ「Transceiver」などの業務用アプリはオンラインストア「Seiryo Marketplace」から提供する。
  • 1

関連記事

中部電力、設備保全業務効率化にNTT ComのIoTプラットフォームを導入

日立ソリューションズ東日本、製造業向けのIoT/データ分析ソリューションを提供

NEC、JALの空港業務効率化に取り組む、羽田空港でIoTの実証実験を実施

西菱電機、製造業向けオンプレミスIoTシステムを提供

conect.plus、IoT機器のデータを表示するダッシュボード作成ツール

外部リンク

西菱電機=http://www.seiryodenki.co.jp/