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富士通、ストレージ「ETERNUS」で、フラッシュモデルとハイブリッドモデルを拡充
2019/11/07 18:00
新モデルは、ハードウェアを強化し、最大約30%の性能改善を実現。最大約2倍のメモリ容量拡大を実現した。また、従来では最上位機種のみに搭載していた専用ハードウェアによるデータ削減アシスト機能を中位以下の機種へ搭載。SSDによってデータ削減処理の際に生じる性能の劣化を最小限に抑えつつ、容量コストを最大約4分の1まで削減することで、高い性能とコストの抑制を両立した。
HDD主体のストレージシステムでデータ読み込みを高速化する「Extreme Cache」機構を採用。最上位機種にのみ搭載していたNVMe方式のSSDを今回新たに中位機種へ採用して高速化した。
ハイブリッドモデルに追加した「ETERNUS DX900 S5」は、ストレージを制御するコントローラを最大4台まで拡張できる機構を中位機として新たに採用。コントローラを拡張し、冗長構成とすることで、ストレージシステムの高可用性を実現した。
オールフラッシュのエントリーモデル「ETERNUS AF150 S3」は、コストパフォーマンスに優れており、システム環境で構築するデータベース・基幹業務システム・仮想化基盤などに適している。前機種「ETERNUS AF250 S2」と同等の性能ながら約30%の低価格を実現した。
このほか、保証プログラムとして製品仕様・長期的な製品供給・稼働率・データ削減率を保証する「Fujitsu Storage ETERNUSギャランティ プログラム」を用意。クラスター構成で連結したストレージシステムに起因するシステム停止が発生した場合に、ライセンス料を返金する「業務継続性保証」のほか、「ブランドプロミス」「SSD無償交換」「お客様満足度保証」「データ削減率保証」の五つのメニューを用意した。
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