ニュース
神奈川県の「ロボット実証実験支援事業」にソフトバンクのAI清掃ロボットが選定
2019/11/06 10:00
Whizは、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」に対応する。最初にWhizを手押しして清掃エリアの地図データを作成し、記憶させる。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するので、清掃時の品質を一定に保つことができる。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、Whizに搭載した複数のセンサーが検知し、回避しながら走行する。
今回の実証実験は11月1日から12月27日まで、パーソルチャレンジの横浜オフィスで実施する。パーソルチャレンジで働く障がい者のスタッフ7人にWhizを使ってもらい、適切に使用できるか、また使い勝手などを検証。障がい者でもWhizを活用することで人手不足などの清掃業界が抱える課題解決を目指す。
- 1
関連記事
<ソフトバンクロボティクス 社長インタビュー>ロボットだけは絶対に日本発で勝つ
自律走行型案内ロボットが名古屋市庁舎を案内、NECが実証実験を開始
京王線新宿駅でAIロボットが道案内、4カ国語対応の自動言語識別機能を搭載