ニュース

柏ITS推進協議会、点検保守も含めた自動運転バスの実証実験

2019/10/26 17:00

 柏ITS推進協議会は、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅から東京大学 柏キャンパス間の約2.6kmの一部区間で、自動運転バスによる営業運行実証実験を11月1日から開始する。期間は2020年3月31日まで。運行だけではなく、点検保守に関する検証も実施する。

実験車両のイメージ

 自動運転に関して、短期間の実証実験は多く行われているが、今回は5カ月間という長期間で、実用運行を想定した運行方法やオペレート、点検保守に関する検証を行う。
 
運行予定ルート

 自動運転バスは、一般車両が走行する公道約2.3kmと東京大学 柏キャンパス内0.3kmの合計2.6kmの一部区間を5カ月間運行する。車両は、先進モビリティが開発した自動運転システム搭載の事業用車両バスで、営業運行は東武バスイーストが行う。自動運転レベルは、システムが縦方向及び横方向両方の車両運動制御のサブタスクを限定領域において実行する走行するレベル2。
  • 1

関連記事

八丈島の観光活性化のために、自動運転バス×地域交通のMaaS実験を実施

JAL、羽田空港で次世代型電動車いすの自動運転の試験走行を実施

東京空港交通など7社、空港から丸の内店舗までのMaaS実証実験

【CEATEC 2019】20周年特別企画で自動運転の公道実証実験を実施

ハンドルがない自律走行バスの実証実験、長崎県庁裏で試乗会

外部リンク

柏ITS推進協議会=http://www.kashiwa-its.jp/