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キヤノン、大判プリンタのエントリーモデル、上位機種の画質を継承
2019/10/04 12:59
ハイエンドモデルと同様、印刷時にエア吸引で用紙の浮きを抑え平らに搬送するコア技術「Air Feeding System」を搭載。これによりプリントヘッドと用紙との距離を一定かつ平行に保つため、ロール紙に巻癖がある場合でも高精度なインク着弾が可能となり、高画質プリントを実現する。
5色顔料インク「LUCIA TD」を採用し、普通紙での細線や文字の鮮明な再現、光沢紙での高発色を実現し、高精細な図面や色鮮やかなポスターなど多様な印刷物を高画質に出力できる。
内部構造の見直し、カッター性能の向上を行い、印刷時に発生する稼働音を約42dBまで抑えた。中でも「TA-30」は同クラスの従来機種と比べ、稼働音を約74%削減した。一方、「TA-20」は、コンパクト設計により机の上に置いて使用できる省スペース化を実現。小規模なオフィスや店舗で導入しやすくした。
このほか、直観的な操作ができるカラー液晶タッチパネルを搭載。ランニングコスト削減のために、普通紙使用時に少ないインク使用量で印字するエコノミーモードを搭載した。プリントボリュームが少ないユーザーのニーズに応え、55ml容量の少量インクタンクを採用した。さらに、一定量のインクを蓄えるサブインクタンクを搭載し、印刷中にメインのインクタンクが空になってもサブインクタンクから自動でインクを供給するため、印字中でもインク交換ができ、ダウンタイムの発生を防止できる。
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