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日本HPE、AMD「Rome」を搭載したラックサーバーHPE ProLiant
2019/09/27 18:00
開発コード名「Rome(ローマ)」と呼ばれていた第2世代のAMD EPYCは、業界初の7nm(ナノメートル)プロセスによる64コアプロセッサーを実現した。第2世代AMD EPYCをHPEのサーバーに搭載することで、今までの仮想化性能の記録を321%、電力効率の記録を28%打ち破るなど、業界最多となる37のベンチマークテストにおける世界記録を達成。仮想化、クラウド、企業向けインフラやデータ集約型ワークロードで、これまで以上の価値と効率を提供する。
HPE ProLiant DL325 Gen10は、1Uサイズで、最大32コア/64スレッドのAMD EPYC 7000 プロセッサーを1基搭載できる。高い仮想化集約率とコスト効率を実現できる。メモリは8チャネルの高速DDR4メモリを搭載し、最大2TBまでサポートする。
HPE ProLiant DL385 Gen10サーバーは、最大64コア/128スレッドのAMD EPYC 7002 プロセッサーを2基搭載できる。8チャネルの高速DDR4メモリを搭載し、最大4TBまでサポートする。今までの仮想化の世界記録を性能で61%、コストパフォーマンスで29%上回ることができた。今までの記録に対して321%という驚くべき性能向上を実現し、クラウド、ビッグデータ、そしてIoT環境でのデータベースプロビジョニングと保守管理に大きな俊敏性をもたらすことができるという。
税別価格はDL325 Gen10が49万6000円から、DL385 Gen10が69万6000円から。
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