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ファーウェイ、「開放」と「オープン化」で開発を促進へ
2019/09/19 16:30
同社のクラウド&AI製品・サービス部門の候金龍プレジデントは、基調講演で「汎用CPUの発展は限界を迎えており、技術のイノベーションで多くの壁を乗り越える必要がある」とIT業界を取り巻く環境の変化について説明した。
そのうえで「オープンエコシステムのためには、ハードウェアの開放とソフトウェアのオープン化が重要になる」と強調。サーバー向け「Euler OS」をオープンソースにすると宣言し、今年12月末までにオープン化を完了させる計画を公表した。
続いて登壇したインテリジェントコンピューティング事業部門の馬海旭プレジデントは「人々の生活を変える自動運転やスマートホームなどのためには、強力なコンピューティングパワーが必要だ」と述べた。
その後、ARMベースのチップ「Kunpeng 920」を搭載し、デスクトップPCやサーバーの開発に使える「Kunpengボード」を発表した。「Kunpengボードはパートナーに全面的に開放する。最強の計算能力を備えたKunpengボードで多種多様な開発をしてほしい」と呼びかけた。
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