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ドラッグストアのココカラファインが予算管理システムを導入
2019/09/04 12:30
ココカラファインでは、予実管理で、詳細な経費項目の適用が急務となっていた。また、データ量の大幅な増加に伴い、Excelによる集計やレポート作成の多大な負荷、要件定義や構築にかかる期間の短縮など、課題や要望を抱えていた。
こうした課題を解決するため、ココカラファインは予算管理システムの導入を決定。日本オラクルの管理会計・予算管理システム「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service(Oracle PBCS)」の導入を決めた。Oracle PBCSの導入を支援するパートナーとして選ばれたのが、ジールだ。選定の理由は、ジールの「ZEAL Oracle PBCSソリューション」を活用することで短時間での導入や実装を実現できる点だ。
ZEAL Oracle PBCSソリューションは、ジールの予算管理システムのノウハウを凝縮し、多店舗展開の流通・小売業の業務をテンプレート化したソリューションだ。Excelからの操作を可能とする機能を備えるほか、組織や店舗の追加・変更といったマスタデータのメンテナンスに関する作業を容易にするExcelシートを提供する。
同ソリューションを活用することで、短時間、低コストでの導入が可能になり、またOracle PBCSに関する専門的な知識を習得せずとも、高度な運用ができる。今回、ココカラファインの件では活用することで予実分析などの業務負荷を約30%削減することができ、経営情報のより精緻な「見える化」も実現した。経費の現況や今後の見通しを把握するとともに、より根拠のある数字に基づいた利益予測を立てることが可能になったという。
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