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軽井沢で働き方と休み方を体験できるワークスペース、NTT Comが提供
2019/09/02 15:00
リゾートなどの環境のよい場所で休暇を兼ねてリモートワークを行う新しい働き方「ワーケーション」が注目を集めている。通勤ラッシュがなく、リゾート地でリフレッシュしながら仕事ができるメリットや、長期間の休暇が取りやすくなるといったメリットがある。また、地方創生につながる試みとしても地方自治体が推進に力を入れ始めている。
ハナレ軽井沢は、しなの鉄道・軽井沢駅から徒歩3分の立地。開発中のビデオコミュニケーションサイネージ「NoMado」のプロトタイプを設置し、体験できるようにした。NoMadoは、離れた場所にあるオフィス同士をつなぐコミュニケーションツールで、「窓」のような縦型のデジタルサイネージとなっており、普段は高画質な風景映像を表示できる。NoMadoに向かって「東京のオフィスにつないで」などと話しかけると、即座に風景の映像から相手側の映像に切り替わり、会話が可能になる。
また、手軽にワーケーションを試せるように、プロジェクターやホワイトボード、高速無線LAN、外付けディスプレイなどの各種備品や機材を揃えている。一日単位、法人名義の貸切利用となり、利用可能な人数は1~20人程度まで。
今後は、軽井沢の地元企業や自治体が宿泊や飲食、観光、アクティビティなどとハナレ軽井沢の利用をパッケージ化したサービスの提供を検討するほか、軽井沢だけでなく長野県全域、全国の自治体に展開する計画だ。
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