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信用金庫とフィンテック会社が電子地域通貨で地域課題に取り組む

2019/08/31 08:00

 岐阜県の飛騨信用組合とフィンテック会社フィノバレーが取り組む地域通貨「さるぼぼコイン」が飛騨市と連携し、災害関連情報の発信に対応した。

さるぼぼコイン

 「さるぼぼコイン」はスマートフォンアプリ上で利用できる電子通貨。お金の地産地消を促進し地域経済を活性するため2017年12月に商用化を開始。現在は1000店舗が加盟し、8000人を超えるユーザーが利用している。

 こうしたなか、フィノバレーの親会社であるアイリッジが、ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を活用した、さるぼぼコインのプッシュ通知機能を情報発信のインフラとして飛騨市に提供。これにより、さるぼぼコインアプリを利用して災害やクマの出没などの情報を発信できるようになった。

 現在、配信する情報は避難勧告などの災害情報、事故や災害による通行止めなどの交通情報、クマの出没情報だ。今後は高山市とも同様の取り組みを進めていく予定。
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外部リンク

飛騨市=https://www.city.hida.gifu.jp/

飛騨信用組合=https://www.hidashin.co.jp/

フィノバレー=https://finnovalley.jp/

アイリッジ=https://iridge.jp/