ニュース
デルテクノロジーズファミリー、セキュリティ人材育成に積極的
2019/08/30 15:00
NAISTの情報セキュリティ関連授業は講義が中心で、サイバー脅威の検知や対処を実環境で体験する機会が不足していた。デルとEMCジャパンは、同じデルテクノロジーズグループの1社であるRSAに注目。RSAが2015年から定期的に、企業のセキュリティ技術者向けに行っているCTF(攻撃シナリオ)をベースにインシデントレスポンス演習「サイバーインシデント シミュレーション チャレンジ」を構築した。
8月8日と9日の2日間、単位取得が可能な授業として「サイバーインシデント シミュレーション チャレンジ」を行い、脅威ハンティングやインシデントレスポンスの業務経験が豊富なRSAのエンジニアがサポーターとして参加し、実践的な知見を学生に提供した。
参加した学生のほとんどは、企業で実際に使っている環境に触れたのは初めて。このチャレンジに参加することで、攻撃プロセスごとの着眼点を知ることができ、侵害の発見方法や経路、影響範囲などを体験した。
- 1
関連記事
どうする? DX時代のセキュリティ対策、「BCN Conference 2019 夏」で紹介
サイバーリーズン、米SCHと日本のサイバーセキュリティ人材の育成で協業
日立とトレンドマイクロなど、サイバーセキュリティ分野の人材育成で協業
セキュリティコンテストで人材発掘と社内啓発――富士通エフ・アイ・ピー
セキュリティ会社×大学、AIを活用したサイバー防御の共同研究を開始