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弱点克服がセキュリティ対策の第一歩、Cohesityが業界初の取り組み
2019/08/18 09:00
脆弱性は、ランサムウェアやデータ侵害などサイバー攻撃の標的になる。そのため、サイバー攻撃を回避するため、IT環境の脆弱性を特定し、対処することが大きな課題となっている。
Cohesity CyberScanは、本番環境の代わりにCohesity DataPlatform上のバックアップデータをスキャンして、組織のIT環境全体の脆弱性を特定する。バックアップデータには、オペレーティングシステム、コンピューター、ネットワークデバイス、コンフィギュレーションが含まれている。このアプリケーションでグローバル規模での脆弱性を表示し、ハッカーに悪用される前にどう対処するか、実践的な推奨事項を提示する。
Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)データベース内で定期的に公開されているエントリーに対する脆弱性を特定するため、クラウドでの脆弱性管理ソリューション「Tenable.io」を利用する。また、Cohesity独自のアーキテクチャーも活用し、データを別のアプリケーション環境に移動するのではなく、データが存在するCohesityクラスター上でアプリケーションを直接実行できる。
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