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バッファロー、NAS向け遠隔監視サービスの対象ユーザー、製品を拡大

2019/08/02 15:00

 バッファロー(牧寛之社長)は、法人向け管理者機能付きNAS「TeraStation(テラステーション)」シリーズを対象としたリモート管理サービス「キキNavi」の対象ユーザー、製品を拡大した。

「キキNavi」対象製品

 キキNaviは、インターネットを経由して遠隔のTeraStationとその管理者をつなぐリモート管理サービス。HTTPS通信ができる環境であれば特別なネットワーク設定は不要で、TeraStationの状態を常に監視できる。障害発生時には管理者に通知し、管理者は、遠隔でNASの状態を監視できることに加えて、NASの再起動やシャットダウン、デバッグログの取得やファームウェアのアップデートを行うことができる。

 これによりメンテナンスにかかる操作を現場に出向くことなく遠隔で行えるので、NAS管理者の負荷を軽減できる。現場に複数のTeraStationがある場合は、遠隔でブザー音を鳴らし、当該のTeraStationを知らせる「I'm here」機能を搭載。遠隔のNAS管理者と現場の技術担当者の連携が取りやすくなるようにした。
「キキNavi」のサービス概要

 これまでキキNaviはSIerである保守・管理会社向けに提供してきたが、今後は自社のNASを管理する情報システム部門向けにも提供する。7月31日から受け付けを開始した。

 また、販売終了製品の「TeraStation TS5000」8シリーズ、「TeraStation TS5000N」5シリーズの計13シリーズを「キキNavi」対応にアップデートするファームウェアアップデートを8月下旬に提供する。これにより障害発生時のメール通知、遠隔でのNAS再起動・シャットダウン操作、デバッグログの取得やファームウェアアップデートなど、現行の対象製品と同等のリモート管理機能が利用できる。また、TeraStationのユーザー・グループ・共有フォルダー・アクセス制限の設定情報をキキNaviに保存でき、TeraStationをリプレースする際、新しいTeraStationへの設定情報引き継ぎが容易になる。
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外部リンク

バッファロー=https://www.buffalo.jp/