ニュース

IIJ、クラウドストレージサービスを東日本リージョンでも開始

2019/08/01 11:00

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、大容量データの長期保管向けクラウドサービス「IIJオブジェクトストレージサービス」の機能を拡張、現在提供している西日本リージョンに加え、7月31日から東日本リージョンでも提供する。


 IIJオブジェクトストレージサービスは、2014年11月に「IIJ GIO(ジオ)ストレージ&アナリシスサービス」として試験サービスを開始。15年3月に正式サービスを開始した。19年1月に現在の名称に変更した。

 同サービスは、堅牢性の高いストレージとAmazon S3と互換のあるREST APIのインターフェースを持つオブジェクトストレージ。保存容量の上限がなく、コンテンツの大容量バックアップやアーカイブなどをREST APIを使って簡易に行うことができる。ウェブ上のコントロールパネルでアップロード・ダウンロードの操作も可能。データ保存量に対して1GB当たり7円で課金するシンプルな料金体系で、アップロード・ダウンロード時のデータ転送料は発生しない。

 今後、東西の両リージョンからサービスを提供することでディザスタリカバリ(DR)対策として東西間で冗長化を図ることや、重要なデータを別リージョンに遠隔地保管することができる。
  • 1

関連記事

インターネットイニシアティブ IoT、M2Mなどの多彩な用途に最適なモバイルデータ通信サービス ―「フルMVNO」ならではの柔軟性で細かなニーズに対応―

「第四世代データセンター」の実力とは トラディショナルとデジタル領域をシームレスに運用

中国サイバーセキュリティ法セミナー 東京で開催――IIJとTMI総合法律事務所

マルチクラウドの自動オペレーション機能を提供――IIJ

外部リンク

インターネットイニシアティブ=https://www.iij.ad.jp/