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企画職の“アイデア出し”支援 異業種協業で「AIブレストスパーク」を開発――TISと博報堂
2019/07/18 13:00
週刊BCN 2019年07月15日vol.1784掲載
販売ターゲットは、広告制作などの高度なマーケティング専門職から、一般企業の企画職まで幅広く設定。新商品やサービスを設計するとき、一般的な連想に加えて、「この商品をサラリーマン目線で見たらどうだろう。あるいは主婦にはどう見えるのか」といった、“他人のアタマで考える”機能も実装しているのが特徴だ。
今後の展開としてはスマートスピーカーなどと連携し、「会議室に1台置いてもらえるようにする」(TISの織田村明雄・AI&ロボティクスサービス部副部長)ことも検討しているという。
TISの上田雅弘・常務執行役員ビジネスイノベーション事業部長は、「異業種である博報堂とのオープンイノベーションの一環」と位置付ける。将来的には、AIブレストスパークを使って新しいビジネスを立ち上げるユーザー企業と早い段階から連携し、「ユーザーが必要とするITシステムの構築を請け負うなど主力のSIビジネスにつなげていくことも視野に入れる」と、既存ビジネスとの相乗効果も狙っていく。(安藤章司)
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