ニュース
好調な建設業向けパッケージ 21年までに新規で1000社導入を目指す――あさかわシステムズ
2019/07/18 12:00
週刊BCN 2019年07月15日vol.1784掲載
同社の五十嵐元・東京支店第二エリア営業部課長は、「建設業でも生産性向上、業務効率化のためにITを活用するという機運が、業績の拡大につながっている」と語る。今年4月から「働き方改革関連法」が順次施行されるが、同社がメインターゲットと位置付ける建設業界では、2024年からの本格施行が予定されている。他業界で実際に改革が進みはじめたことにより、建設業界でも働き方改革関連ソリューションのニーズが刺激されつつある。
こうしたニーズを幅広くカバーすべく、同社では他社のパッケージ製品との連携を進めている。マーケティング本部の高岡直人・販売戦略・営業推進担当は「ガリバーシリーズはモジュール単位で導入されることが多い」と分析。シームレスに連携できる他社製品の既存ユーザーは、短期間での導入も可能だという。現在、パナソニック ネットソリューションズのワークフローシステムと連携しているほか、今後は他社の会計システムとの連携も強化していく。
ガリバーシリーズの拡販に向けて、同社は新規販社の開拓やパートナーと協力したプロモーションを実施していく。21年までに導入社数1000社を目指す。(銭 君毅)
- 1