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VAIO、コミュニケーションロボットの第一弾
2019/07/11 12:00
ロボット開発にはハードウェア・ソフトウェア設計、クラウドサービスの活用、発売後の運用など、その開発や準備に困難が伴い、一企業でロボットを開発しようとしても費用や時間がかかるという課題がある。こうした課題を解決するのがロボット汎用プラットフォームだ。
音声認識技術や音声合成、チャットボット用のAIエンジンなどを搭載。企業のニーズに合わせて3種類のハードウェアを用意した。より多機能なカスタマイズが可能な「Middle」、対話を主目的にした効率重視型の「Simple」のほか、博報堂の協力により簡易な発話(対話)のみを目的とした「Mini」を用意している。
モデルケースとして現在開発中のおはなしコウペンちゃんはSimpleを採用。10月に開催する「CEATEC JAPAN 2019」に出展し、詳細を発表する。VAIOはこのプラットフォームの提供を通じてEMS事業の拡大、ロボット産業の活性化に寄与することを目指す。
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