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フォースメディア、QNAP NASのエンタープライズ向け新モデル

2019/07/10 17:30

 フォースメディア(池田譲治社長)は、QNAP NASシリーズの新機種として、デュアルアクティブコントローラーを搭載し、エンタープライズレベルの高可用性を提供する「ES1686dc」を7月10日に発売した。

ES1686dc

 ES1686dcは、ミッションクリティカルなファイルサーバー、仮想化サーバー、VDI、中規模データセンター、ビデオストリーミング、監視ストレージ、効率的なファイルバックアップと復元などのさまざまな領域で、性能と高いサービスレベルを提供できる高可用性ストレージ。SAS 12Gbp対応で1PBクラスに拡張可能なストレージキャパシティをもち、各コントローラーにインテルのXeon Dプロセッサー、8つのRDIMMスロット(最大512GBメモリ)、4ポートの10GbE SFP+、SSDキャッシュ用のM.2 SSDスロットを搭載している。

 高性能なXeon D-2100シリーズプロセッサーと、コントローラー当たり8つのECC対応RDIMMスロット(最大512GBメモリ)を搭載したデュアルアクティブコントローラーを備え、停止時間がほぼゼロの高可用性を実現する。また、バッテリー保護されたDRAMライトキャッシュとSSDフラッシュによるリードアクセラレーション機能で、業界をリードするランダムアクセスパフォーマンスを提供する。

 各コントローラーに10GbE SFP+ポートを4ポート搭載し、仮想化や高速バックアップ/復元など、帯域を大量消費するアプリケーションに対応する。2つのPCIe Gen.3拡張スロットにより、40GbE、25GbEネットワーク、拡張エンクロージャー接続のためのSASカードなどを追加できる。

 EJ1600 v2拡張エンクロージャーを最大7台接続し、最大約1.8PBの大容量ストレージの構築が可能(14TB HDD搭載時)。デュアルデュアルパスmini-SAS設計により、1つのノードが故障してもサービスを継続できる。

 エンタープライズアプリケーションに適したZFSファイルシステムに基づくQES(QNAP Enterprise Storage)オペレーティングシステムを搭載。最新のQES 2.1.0は、フラッシュストレージ用に最適化しており、オールフラッシュストレージアレイとして優れた性能を引き出すことができ、ミッションクリティカルなサービスを高速化し、VDI環境の課題を払拭する。

 なお、同社ではNASとHDD、SSDの互換性を保証し、購入後すぐに利用できる「ドライブ搭載モデル」を用意している。また、導入後の安定した運用を支援するフォースメディア独自の保守サービスを「先出しセンドバック保守」「オンサイト保守」「プレミアオンサイト保守」「24時間365日保守」から選択できる。
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外部リンク

フォースメディア=http://www.forcemedia.co.jp

「ES1686dc」=https://www.forcemedia.co.jp/qnap/products/enterprise/es1686dc

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