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アイティフォー、クラウド型のマネロン対策システム
2019/04/16 17:00
Actimize Essential Suite(日本版)は、これまで同社が提供してきた「NICE Actimize AML/CFTシステム」の廉価版。従来のオンプレミス型とは異なりクラウド上に構築しSaaS型で提供するため、ハードウェア、ソフトウェア、保守サポート費用などのコストを従来製品から3割以上削減することができる。
また、仕様を共通化してカスタマイズを制限しパッケージ化することで、導入期間を最短で3カ月と従来から半減。より迅速な導入を実現することが可能となった。クラウド上で提供されるが、FISC安全対策基準にも準拠しているため、セキュリティ上も安心。金融機関のユーザーも安心して使うことができる。
機能面では、例えば顧客管理について多数のリスク要因を標準化して絞り込むなど、従来の機能を簡略化しながらも基本機能は充実。FATF第4次対日相互審査にも適格対応できる。
すでに米国の複数の地方銀行でFATF審査の実績をもつことから、同社では今後、国内の地方銀行をはじめとした地域金融機関に向けて販売を強化していく考え。
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