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PCからIoTまで全社の脅威を捕獲 可視化・スイッチ連携で自動ブロック――ソフォス
2019/02/07 11:00
週刊BCN 2019年02月04日vol.1762掲載
ソフォスのファイアウォール「XG Firewall」、ディアイティの脅威分析・可視化ツール「WADJET(ウジャト)」、APRESIAのネットワークスイッチを連携させることで、攻撃の発見から対処まで一連の運用を自動化する。ソフォスの佐々木潤世セキュリティコンサルタントは「デバイス内の脅威の可視化はこれまでの当社製品でも行っていたが、WADJETと連携することでその範囲をIoTにも広げることができる」と説明。また、攻撃を検知した場合、ネットワーク機器の設定を変更して攻撃者や感染端末の通信をブロックすることが望ましいが、多くの企業ではセキュリティー人材不足で十分な対応が行えていないことを指摘。今回のソリューションでは、APRESIAのスイッチに対して自動的に通信遮断を指示するので、システム管理者の負担なくネットワークを安全な状態に保つことができる。
今回の3社連携ソリューションは日本市場独自の取り組み。3社の製品を取り扱っている既存パートナーを通じた提供に加え、新規の販売パートナー開拓も行っていく。システム運用・保守人員が限られる組織でもCSIRT(インシデント対応チーム)を運用できるソリューションとして訴求するほか、セキュリティー技術者の教育用システムとしても提案を図っていく。(日高 彰)
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