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NEC、体感できる共創空間「NEC Future Creation Hub」を開設
2019/02/04 17:53
榎本亮・執行役員兼CMOは、「社会に価値を生み出し変えていこう、とHubと名付けた。世界中をつなぐ拠点として、またオープンイノベーションの拠点として活用していく。少人数で深い議論をしてほしいと考えているため、来場者数の目標は設定しない。未来に向けての価値観を共感してほしい」と語った。
IMC本部の野口圭・NEC Future Creation Hub センター長は、「商品を見せるショールーム機能は今の流れに合わない。お客さまとコミュニケーションを取り、一緒にビジョンを考える場にしていきたい」と意気込みを語った。
施設の総面積が1800平方メートルで、本社受付の両サイドに展開する。入口付近には同社製品やソリューションを置かず、自然やリゾートを意識した明るいしつらえにした。
ソリューションの体感コーナーでもある「Future Society Zone」では、近未来の安全・安心・効率・公平な都市や新しい企業活動を、都市経営や企業経営などの視点から俯瞰するソリューションを紹介する。
この他、時代背景とともにNECのこれまでの歴史、取り組みを紹介する「Innovation Gallery」、2050年を見据えたビジョンを紹介し、課題感と変革の必要性の訴える体験型動画を表示する「Theater」、最先端技術や取り組みを紹介、体験できる「Tecnology Touch Zone」などを設ける。
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