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12月1日付で社名変更 新体制の方向性を明らかに パートナーマッチングを重視――シネックスジャパン
2018/12/20 10:00
週刊BCN 2018年12月17日vol.1756掲載
同社は、50年以上にわたり国内ディストリビューション事業を手掛けた実績を持ちながら、米シネックス傘下の外資系IT商社であるという特色がある。
社名変更直前の11月28日には、販売パートナーやソリューションパートナーを集めたイベント「SYNNEX Inspire Japan 2018 Tokyo」を東京・渋谷ヒカリエで開催。米国本社でクラウドやモビリティー関連の事業を統括するロブ・モイヤー・バイスプレジデントが登壇し、米国でのビジネスの最新状況や日本市場での展望、クラウド・ソリューションに特化した販社向けのポータルサイト「CLOUDSolvR」を中心としたグローバル戦略について説明した。
特に強調したのは、シネックスが今後担う役割についてだ。「Airbnb」や「Uber」を例に出し、これから重要になるのは「需要と供給の情報を持ち、それをつなげていくこと」とモイヤー・バイスプレジデントは説明。「シネックスもゼネコンのように、それぞれの分野で得意なプレイヤーを適切にマッチングさせることでお客様が抱える課題や悩みを解決するソリューションを組み上げていきたい。私たちのチームと一緒になって協業してほしい」とパートナーに呼び掛けた。(山下彰子)
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