ニュース
BlackBerry、スマートシティを支援する新サービス「SCMS」
2018/12/13 18:00
SCMSサービスは、BlackBerryのCerticom技術をベースとしており、セキュリティーと信頼性に優れたホスト型の公開鍵基盤(PKI)を提供することで、企業やエコシステム全体に代わって証明書を管理できる。同サービスは優れた拡張性によって、国内または国家間の導入環境にも対応しており、自動車メーカーや官公庁はクラウドベースのターンキー型サービスを活用することで、車車間・路車間(V2X)通信の証明書発行とライフサイクルの管理に対応できる。BlackBerryは、自動車の大量生産に最適化されたハイブリッド型のSCMSソリューションもサポートできる。
また、今回のSCMSサービスは、今年初めに開催されたOmniAir Consortiumのプラグフェスタで、相互運用試験が複数回行われた。BlackBerryは、Invest Ottawaとのパートナーシップにより、最新のSCMSサービスを使用したBlackBerry初のプロジェクトを予定している。Invest Ottawaは、ミニチュア都市さながらの、全長16kmの安全な自動運転車向けテストトラック内でSCMSを活用する。
- 1
関連記事
BYODとセキュリティーの両立が働き方改革にベストな提案となる ユーザーニーズに応える安全で使いやすいモバイル環境――BlackBerry Japan
BlackBerry、AIとサイバーセキュリティーのサイランスを買収
ルネサスとBlackBerry、R-Car向けのソフトウェア開発環境を提供
外部リンク
ブラックベリー・ジャパン=https://www.blackberry.com/ja/jp
「Security Credential Management System」=https://blackberry.certicom.com/en/products/certicom-scms