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医療向け音声認識サービス トップクラスの認識精度で作業効率を底上げ――アドバンスト・メディア
2018/10/18 12:00
週刊BCN 2018年10月15日vol.1747掲載
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会長兼社長
AmiVoiceの特徴は認識精度の高さにある。同社の調べで、約200文字の原稿の音声入力を他社のAI音声認識サービスと比較したところ、AppleのSiriでは245秒、Googleでは288秒かかったが、AmiVoiceは130秒で完了したという(誤認識の修正時間を含む)。鈴木社長は「入力テキストを減らせばさらにその差は広がる。われわれはGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)を超える音声認識技術を提供している」と自信を見せる。
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医療事業部
シニアセールスマネジャー
B.S.Rエバンジェリスト
アドバンスト・メディアは現段階で、AmiVoice iNoteの提供先は医療業界だけとしている。しかし、AmiVoiceシリーズは医療だけでなくさまざまな業種業態に提供されている。医療事業部シニアセールスマネジャーの梶原三幸・B.S.Rエバンジェリストは、「AmiVoice iNoteは『思い出す時間をゼロにする』というコンセプトで開発した。医療に限らず、介護や在宅医療での利用のほか、民間企業にも使っていただける商品だと認識している」と、提供範囲の拡大を示唆した。まずは今後3年間で300施設への販売を目指すという。
費用は、税別で初期導入費用が300万円、1ユーザー当たりの利用料が月額1500円。(銭 君毅)
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