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エレコム、CEATECに初出展、IoTセキュリティーなど法人向け製品をアピール
2018/10/17 17:22
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IoTセキュリティーでは、システム改ざん検知機能を搭載した手のひらサイズのPC「Tine Gateway」を参考出品。グループ会社のハギワラソリューションズが持つ技術を応用して、接続したエッジ端末のシステム改ざんをチェックする。
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「Tine Gateway」は、OSを起動したときにシステム改ざんを検知したら、アプリとシステムが起動しながら改ざんされたファイルを復旧する。同じく参考出品したエレコムのクラウドセキュリティーシステム「IKARUS Cloud Security」との連携も可能で、クラウド側ではマルウェア対策やURLフィルタリングを行う。
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エッジ端末側では、18年4月に発表したデータの読み出しに強固なセキュリティーを施した「Secure SD Card」を提案する。
他にも、既存の同軸ケーブルを使ったネットワークを通じて遠隔監視が可能なワイヤレスカメラや、ユーザーの利用状況や環境からパーツの寿命を予測してPCのメンテナンスを予知する「メンテナンスコールPC」も展示。グループ会社のDXアンテナでは、12月1日午前10時から開始される新4K8K衛星放送に絡んだ住宅やビル向けのアンテナやブースター、分配器などの接続事例を紹介していた。
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