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キューアンドエーワークスとNRIセキュア、RPAのセキュリティー対策で協業
2018/09/06 18:00
作業の効率化や人手不足の解消を実現するとして、RPAがブームとなっているが、普及したことによって課題も顕在化し始めている。例えば「ロボットの設定ミスによる異常処理」「内部者やウイルスによるロボットの不正利用」などが挙げられる。業務の効率化に目が向くあまり、異常処理や不正の影響が見落とされがちなのが、こうした危険性を高めている。
そこでキューアンドエーワークスは、RPAを導入済み、または導入予定企業に向け、NRIセキュアテクノロジーズが提供する組織的リスク評価ツールおよび利用マニュアルなどをRoboRoidに組み入れ、セキュリティーリスクを可視化。デジタルレイバーの就業規則とも言える運用・管理サービスの開発に着手する。
今後はさらに協業関係を深め、業務可視化支援サービス「RoboRoid-HIT.s」において、業務の可視化からセキュリティーリスクの可視化、RPA導入、ロボット管理・運営までの一貫した提供を予定している。
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