AXLBIT
長谷川章博社長
8月2~3日に開催されたOpenStack専門カンファレンス「OpenStack Days Tokyo 2018」で、実行委員長を務めたAXLBITの長谷川章博社長は、「クラウドネイティブの世界は拡大している。いろいろなプロジェクトと組み合わせながら、新しいかたちを生み出している」と話し、OpenStack市場は拡大と成熟化が進み、その次となる安定と多様化の段階に入ったことを強調した。
OpenStack Days Tokyo 2018の開催に合わせてOpenStack Foundationのジョナサン・ブライス・エグゼクティブディレクター、Cloud Foundry Foundationのアビー・カーンズ・エグゼクティブディレクターの二人のエグゼクティブディレクターが来日。クラウドネイティブなインフラテクノロジーについて語った。
OpenStack Foundation
ジョナサン・ブライス
エグゼクティブディレクター
OpenStack Foundationのブライス・エグゼクティブディレクターは、注力して開発している領域について言及。「中核となるインフラ領域の開発はほぼ落ち着き、今は仮想GPUのサポートなどにシフトしつつある。これまではアップグレードリリースを6か月ごとに行ってきたが、今後はその頻度を減らしていく」と話し、安定してOpenStackを使い続けることができるように取り組むとした。