ニュース
日中情報サービス産業懇談会が7年ぶりに済南市で開幕
2018/07/26 19:44
開幕の冒頭、挨拶に立った、中国・工業と情報化部情報化とソフトウェアサービス業司の傅永宝 氏は「中国のソフトウェア産業発展のスピードは大変速い。2017年の売上高は2012年比で2倍の5.5兆元に達している。中でも済南市はソフトウェア産業が特に成長しているエリアでもある。この懇親会をきっかけに、中日ソフトウェア産業でWinWinの関係を築き、新しい潜在力を発揮させていきたい」と話した。
続いて、JISAの浜野一典 副会長が挨拶に立ち「懇談会の開催が途絶えていた7年間で、ICTの環境は大きく変わった。特に中国は発展のスピードが速く、見習うべき点も多い。これまでの15回では基礎的なプラットフォームを築く第一ステージと位置づけ、再開した今回からは新たな発展を模索する第二ステージと位置づけ日中双方でソフトウェア産業を発展させていきたい」と話した。
懇談会はこの後、日中両国の産業環境や政策の現状、ソフトウェア産業発展の構想などについて話し合われた。(BCN・道越一郎)
- 1
関連記事
山東省済南市の師創とBCN、日本のIT企業の済南市進出促進で覚書
ウィンリッヂ 中国ソフトウェア行業協会の日本事務所に認定 日中ITの連携を促進
山東人と日本人はよく似ている 済南を広い中国の窓にしたい――第195回(上)中国・山東大学ソフトウェア学院 副院長 教授 石 冰
山東人と日本人はよく似ている 済南を広い中国の窓にしたい――第195回(下)中国・山東大学ソフトウェア学院 副院長 教授 石 冰