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UiPathは日本を最優先市場として攻める
2018/07/12 10:00
週刊BCN 2018年07月09日vol.1734掲載
日本仕様をグローバルの基準に
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CEO
長谷川CEOは、UiPathが日本を最優先市場に位置づける理由にも言及。「日本のRPAソフトウェア市場は、22年末には1000億円規模に到達するとみている。5年以内にERPやオフィスソフトと同じような経営基盤になる可能性をもっている。また、AIビジネスも高成長領域として注目されているが、RPAはAIとの親和性も高い。AIの追い風に乗ってRPAも相乗的に成長していくはず」と見通しを語った。実際にUiPathの顧客も、17年6月時点では6社に過ぎなかったが、今年5月時点では300社まで増えているという。
さらに、日本が少子高齢化、労働力不足にさらされていることを前提に、「RPAを語るときに簡単、大量、繰り返しという言葉がよく使われるが、日本で求められているRPAは複雑で多様性のある仕事を自動化する、いわばホワイトカラー型のもの」と市場の特性を説明。「日本は課題先進国であり、日本で起きることは世界の先進国で必ず追随して起こる。その意味で、日本仕様はグローバルの基準になり得るわけで、日本の顧客やパートナーのニーズをグローバルの開発チームにフィードバックして優先的に対応するとともに、グローバル製品としてリリースしていく」とコメントした。(本多和幸)
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