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OCC、「RIO Cloud」の自社サービス「ちゅら海データガード」を今秋提供
2018/07/09 12:22
ちゅら海データガードは、顧客環境下に「ファイル共有専用NASの設置」、顧客PCの「デスクトップ仮想化」を行い、NASとPCのデータを沖縄県のデータセンター2か所に自動保存する。これによりBCP/DRをはじめ、情報漏洩・バックアップ・ランサムウェア・リモート・Windows10移行などさまざまな対策を提供し、働き方改革の一環である在宅・テレワークを推進することができる。
同サービスのベースとなるRIO Cloudは、個人と共有データの利便性に考慮したクラウド型のBCP対策システム。アール・アイの「Shadow Desktop」がインストールされたクライアントPCで、個人のデータを意識することなくクラウドに保存されるため、インターネットがあればどこでも同じ環境下で業務を行うことができる。
さらに、アイ・オー・データ機器のLinuxベースNAS「LAN DISK」により、保存されたデータは共有データとして社内外からアクセスできるだけでなく、LAN DISKとクラウドと同期することで冗長化を行うことができる。また、RIO Cloudのデータ保存には、クラウディアンのオブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE」を使用している。
HYPERSTOREは、複数データセンター間のデータ複製を同期・準同期で自動的に行うため、仮にひとつのデータセンターに障害があってもデータを喪失することなくサービスを継続できる。顧客はデータの保存先として、RIO Clouとオンプレミスに構築したHYPERSTOREを、データの目的や種類に応じて使い分けることや階層化が可能となる。
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外部リンク
アイ・オー・データ機器=http://www.iodata.jp/