ニュース
IoT向けマルチベンダー間eSIMソリューションを商用化、NTTドコモとチャイナモバイル
2018/07/03 12:30
NTTドコモによると、日本から中国に製品を輸出している企業が、機器に組み込んだドコモのSIMを抜き差しすることなく、中国でチャイナモバイルのネットワークに切り替えられるのが特徴。切り替え前後の保守や運用は、ドコモがサポートする。
ソリューションは、GSMA3.1に準拠。通信事業者が異なるベンダーのeSIMを採用している場合でも、eSIMの書き換えが可能で、ドコモは「世界初のマルチベンダー間eSIM連携システム」と説明している。
ドコモは、2014年にeSIMソリューションを商用化し、17年にチャイナモバイルとeSIMソリューションを含むIoTサービスに関する協業契約を結んでいた。今後、欧州やアジア、中東、米州などに展開地域を広げていく方針。
- 1
関連記事
インターネットイニシアティブ IoT、M2Mなどの多彩な用途に最適なモバイルデータ通信サービス ―「フルMVNO」ならではの柔軟性で細かなニーズに対応―
データビークルのデータ分析ツール、NTTドコモがテスト利用を開始