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フォースメディア、SMB向けラックマウント型NASの「TS-x32XUシリーズ」
2018/06/27 16:35
TS-x32XUシリーズは、エントリークラスNAS「TS-x31XUシリーズ」のプラットフォームを受け継ぎながら、Amazon傘下のAnnapurna Labsの64ビットプロセッサ、DDR4メモリにアップグレードしたモデル。10ギガビットイーサネット(SFP+)2ポートとPCIe拡張スロットを備え、中堅・中小企業に高速で拡張性が高く、コスト効率に優れたストレージソリューションを提供する。
具体的なスペックは、Annapurna Labs Alpine AL-324クアッドコア1.7GHz ARMv8 Cortex-A57 64ビットプロセッサ、DDR4メモリ(最大16GB)、2つの10ギガビットイーサネットポート(SFP+)を搭載し、2000MB/秒を超えるスループットを実現。PCIe拡張スロットを備え、10GBASE-T(RJ-45)ポートやM.2 SSDスロットを追加することができる。
SSDキャッシュをサポートし、IOPS性能を大幅に向上。また、Qtier 2.0ストレージ自動階層化にも対応し、ファイルのアクセス頻度に基づいてSSD、HDDの最適な場所にデータを動的に配置できる。
スナップショット機能により、ファイルを誤って削除または上書きした場合でも容易に復元することが可能。また、ランサムウェアに感染した場合でも、スナップショットから感染前のファイルを復元できる。
さらに、Hybrid Backup Syncにより、リモートNAS、USBストレージ、クラウドストレージへのバックアップ、復元、双方向同期を簡単に行うことができる。Amazon S3、Glacier、Microsoft Azure、Google Cloud Storage、Box、Dropbox、OneDirve、Google Driveなど、多くのクラウドサービスとの連携が可能となっている。
なお、フォースメディアでは、NASとHDDの互換性を保証し、購入後すぐに利用できる「HDD搭載モデル」を用意している。また、導入後の安定した運用を支援するフォースメディア独自の保守サービスを「先出しセンドバック保守」「オンサイト保守」から選択できる。
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