SiemensのHead of the Central Smart Embedded Systems Groupで、CIP Governing Board ChairのUrs Gleim氏は、同プロジェクトにLinux OSベンダーが不在だったなか、今回サイバートラストが参画したことについて、「CIPでは、今後数十年の間、グローバルで必須となる社会インフラと経済システムに求められる基盤に位置する産業グレードソフトウェアを開発し、テストし、維持していくことをコミットしている。今回、CIPに参加することで、組み込みLinux分野やOTAや電子認証などのセキュリティ分野で培ってきた実績をサイバートラストがCIPにもたらしてくれるものと期待している」とコメントしている。
サイバートラストでは今後、Linuxを中心とした組み込み向けOSSの活用や、セキュアなOTA(Over the Air)基盤への取り組みなど、IoT時代に必要な技術要素をCIPにも展開し、CIPプロジェクトの推進に貢献するとともに、サイバートラストが提供する各ソリューションにプロジェクトの成果を展開することで、より安心して利用できるプラットフォームを提案していく考え。